自宅で運動ができるようにエアロバイクの購入を検討しているけれど、マンションに住んでいるため、隣人への騒音が気になり、購入を躊躇しているなんてことはありませんか?
せっかくエアロバイクを購入したのに、騒音が気になって使えないなんてことになったらもったいないですよね!
そこで今回の記事では、「エアロバイクの騒音対策」と「音の静かなエアロバイク」を紹介していきます。
目次
エアロバイクの騒音の原因は?
主な騒音は摩擦音が原因
エアロバイクの騒音は負荷方式の違いが大きく関係しています。
エアロバイクの負荷方式は以下の4つの方式に分けられます。
- ベルト負荷方式
- マグネット負荷方式
- 電磁負荷方式
- 摩擦負荷方式
4つの負荷方式の中でも特にベルト負荷方式と摩擦負荷方式は騒音が出やすくなっています。
ベルト負荷方式はベルトをホイールに押さえつけることで、負荷をかけているため、どうしても摩擦音が出てしまいます。
摩擦負荷方式は摩擦力を利用してかなり強めの負荷をかけることができるため、本格派使用のバイクに使用されることが多いです。
それに対してマグネット負荷方式と電磁負荷方式は、どちらも磁石を利用しており、非接触型のため、騒音がほとんどしません。
ですから、騒音が気になる方はマグネット負荷方式か電磁負荷方式のエアロバイクを選ぶと良いでしょう。
振動も騒音の原因になる
エアロバイクは摩擦音以外にもペダルを漕いだときの振動も騒音として伝わりやすいです。
特にマンションやアパートといった集合住宅に住んでいる場合、隣や下階に振動が響く可能性があるため、注意が必要です。
エアロバイクの騒音の大きさはどれくらい?
エアロバイクの騒音はマグネット負荷方式の場合、50dB程度と言われています。
50dBがどのくらいの騒音かというと、静かな事務所・室外機の音・換気扇ぐらいの騒音だそうです。
これぐらいの音であれば、余程壁が薄いなどでなければ、騒音が聞こえることはないと思います。
エアロバイクの騒音対策
マグネット式エアロバイクを選ぶ
エアロバイクはマグネット式と電磁負荷式が静音性に優れていますが、家庭用エアロバイクの多くはマグネット式が採用されているため、静音性を重視するならマグネット式のエアロバイクを選ぶのがおすすめです。
電磁負荷式は主にジムに置かれている業務用のエアロバイクに採用されているため、金銭的にも家庭用にはあまり向きません。
マグネット式エアロバイクなら2万円ほどで購入することができます。
防音マットを敷く
エアロバイクは下に何も敷かずに使用すると、下階に振動が伝わる可能性があるため、必ず防音マットを敷くようにしましょう。
防音マットを敷くだけで、かなり振動が伝わるのを軽減することができます。
また、マットを敷くことで床面の傷防止にもなります。
防音マットはある程度厚みのある物を選ぶようにしましょう。
基本的に防音マットはある程度厚みがあれば、何でも構いませんが、アルインコ製のフロアマットは厚みもあって、エアロバイク用に丁度良いサイズになっているので、非常におすすめです!
マンションやアパートは深夜の使用は避ける
マンションやアパートに住んでいる方は、隣や下階の住人に騒音が響く可能性があるため、深夜にエアロバイクを漕ぐのは避けた方が良さそうです。
防音性がしっかりしている住宅であれば、深夜にエアロバイクを漕いでも騒音で迷惑をかけることはほぼありませんが、木造アパートのような防音性の低い住宅の場合、小さな音でも結構響いたりするので、隣人トラブルの元になるかもしれません。
1階に住む
エアロバイクで騒音が響きやすいのは隣よりも下階です。
つまり、1階に住めば下に誰も住んでいないため、騒音が響くリスクを減らすことができます。
鉄筋コンクリート造マンションに引っ越す
時間を気にせず、エアロバイクを漕ぎたい方は防音性の高いマンションに引っ越すのも1つの手段です。
集合住宅で防音性が最も高い建物構造は、鉄筋コンクリート(RC造)マンションです。
RC造は壁の密度が木造や軽量鉄骨よりも高いため、遮音性も高いです。
築年数が比較的新しく、RC造のマンションであれば、エアロバイクの騒音が響くことはほぼありません。
ただ、エアロバイクのために、わざわざ引っ越すのは手間が掛かりますし、金銭面での問題も生じるため、あまり現実的な方法ではありません。
静音性の高いエアロバイクを紹介
ここでは、静音性に優れたエアロバイクをいくつか紹介していきます。
アルインコ AFB4309WX
マグネット負荷方式の静音性に優れたエアロバイクです。
背もたれ付きで、消費カロリーや心拍数、走行距離の計測といった機能が備わっています。
価格は約2万円と家庭用エアロバイクとしては、お手頃な金額です。
アルインコ AF6200
マグネット負荷方式のため、静音性に優れています。
価格は約2万円と、手頃な価格ですが、カロリー計算や心拍数、走行速度、走行距離を計測してくれる機能が備わっています。
ハードな運動には向きませんが、運動不足解消など軽い運動であれば、問題なく使用できます。
アルインコ AFB4417
マグネット負荷方式のエアロバイクで、価格は12000円ほどで購入できます。
本体重量が14.5kgとエアロバイクとしてはかなり軽量な部類に入ります。
また、使用しないときはコンパクトに折りたたんで収納できます。
まとめ
今回は「エアロバイクの騒音対策」と「音の静かなエアロバイク」について紹介しました。
エアロバイクは静音性の高い物を選べば、動作音がほとんどしないため、安心して使用することができます。
ペダルを漕ぐ際の振動もマットを敷けば、かなり軽減できるため、騒音トラブルになることもほぼないでしょう。
自宅で気軽に有酸素運動ができるエアロバイクはかなりおすすめですよ。