エアロバイクは室内で気軽に運動ができる物として人気がありますが、漕ぎ続けているとお尻が痛くなることってありますよね?
せっかく身体を動かそうと思ったのに、お尻が痛くて長時間漕ぎ続けられなくて悩んでいませんか?
というわけで今回の記事では「エアロバイクでお尻が痛くなる原因と対策法」について紹介します。
目次
お尻が痛くなる原因
サドルが硬い
エアロバイクでお尻が痛くなる原因の1つに、サドルが硬いことが挙げられます。
エアロバイクのサドルって意外と硬く作られているので、長時間エアロバイクを漕ぎ続けるとお尻が圧迫されて痛みを生じます。
普段から自転車に乗り慣れている人なら問題ないかもしれませんが、あまり自転車に乗る機会がない場合、硬いサドルに慣れていないため、次第にお尻が痛くなってきます。
サドル高があっていない
ちょっとエアロバイクを漕いだだけで、お尻が痛くなる人はサドルの高さが合っていない可能性があります。
サドルの高さは人それぞれ、ベストな高さが違うため、適当に設定するのではなく、自分の体格に合う高さに調節する必要があります。
正しいサドルの高さに調節すれば、お尻への負担も軽減され快適にエアロバイクを漕ぐことができます。
姿勢が悪い
エアロバイクを漕ぐときは正しい姿勢で乗らないと、一か所に負荷が掛かりやすくなるため、お尻が痛くなりやすいです。
少しでもお尻への負担を減らすなら正しい姿勢を意識してエアロバイクを漕ぐ必要があります。
長時間漕ぎすぎ
これはエアロバイクを始めたばかりの人にありがちなことですが、やり始めた直後はモチベーションが高いので、いきなり2~3時間漕ぎ続けるなんて人もいます。
「早く痩せたいからたくさん漕がないと」「買ったばかりだから使わなきゃもったいない」という思いから、張り切ってしまいお尻が痛くなるなんてこともあります。
頑張りたい気持ちもわかりますが、いきなり長時間漕いだら身体が悲鳴を上げるのは明らかです。
ちゃんと自分の体力に合ったペースで漕ぐのが一番です。
痩せている
痩せている人は太っている人に比べてクッションの役割をしてくれる、お尻の肉が無いため、お尻が痛くなりやすい傾向があります。
お尻の肉がないと、骨に直接負荷が掛かり、痛みが出やすくなります。
こういった場合は、サドルカバーを付ければ痛みがかなり軽減されます。
お尻が痛くならない対策法
ここからはお尻が痛くなるのを防ぐ対策法について解説していきます。
お尻の痛みを防ぐにはお尻に掛かる負荷を分散させれば良いので、その対策法を紹介します。
サドル高を合わせる
サドル高を正しい位置に調節すれば、お尻への負荷も分散されます。
サドルが高すぎたり、低すぎたりするとお尻が痛くなる原因となります。
サドルの高さの目安としては、ペダルを漕いだときに、膝が完全に伸びきらないギリギリの位置が理想です。
これがぺダルが一番下に来たときに、膝が伸びきってしまったり、膝が曲がりすぎてしまうとサドルの位置がずれていることになります。
細かい微調整は必要ですが、自分が一番お尻に負荷の掛からないサドルの高さを見つけるようにしましょう。
正しい姿勢で乗る
エアロバイクに正しい姿勢で乗ることは、怪我の予防にもつながるので、大切なことです。
エアロバイクに乗るときの正しい姿勢とは、「前傾になりすぎない」ことと「背筋を斜めに伸ばす」ことです。
身体が前傾しすぎると、頭の位置が前に出すぎてしまい、首や肩に負担が掛かります。
また、背筋が丸まっていると腰やお尻に負担が掛かるため、背筋は斜めにまっすぐ伸ばすようにしましょう。
もし、それでもお尻が痛くなる場合は、お尻の位置を少しずらすことで、負荷を分散してあげるのも有効な手段です。
休憩を挟んで乗る
お尻が痛くなった時は5分間休憩するなど、合間に休憩を入れるのも効果的です。
長時間エアロバイクを漕ぐとお尻が圧迫されるため、痛みが出てきます。
特にエアロバイクを始めたばかりの人は身体が慣れていないので、休憩を挟みながら漕ぐのがおすすめです。
サドルカバーをつける
ここまで色々な対策法を紹介しましたが、サドルカバーを付けるのが一番効果的です。
エアロバイクを漕ぐときにお尻が痛くて悩んでいる人の多くはサドルカバーを付けることでお尻への負担を軽減しています。
安物はダメ!クッション性のある物を選ぶ
サドルカバーの選び方についてですが、クッション性のあるものを選ぶようにしましょう。
お尻の痛みを軽減するわけですから、クッション性がないとサドルカバーを付けても大して痛みは変わりません。
アルインコ製のサドルカバーは中にジェルが入っていて、お尻の負担を軽減してくれます!
価格も1500円ほどと手頃な価格で購入できるのでおすすめです。
サイクルパンツを履く
これはロードバイクに乗る人に多いのですが、サイクルパンツを履くこともお尻の痛みを軽減する効果があります。
サイクルパンツとは長時間自転車に乗り続けても、お尻が痛くならないように股の部分にクッション材が付けられているパンツのことです。
イメージとしてはサドルカバーのクッションがパンツに縫い付けられている感じです。
ただ、エアロバイクを漕ぐために一々サイクルパンツに履き替えるのも面倒なので、やはりサドルカバーをつけるのが一番現実的だと思います。
慣れると痛みがなくなってくる
お尻が痛くなる人というのは、エアロバイクを漕ぐのに慣れていない可能性があります。
これはよくある話ですが、最初の頃は数分漕ぐだけでもお尻が痛かったのに、段々慣れてくるとお尻が痛くなくなるということがあります。
エアロバイクを漕ぐうちに、身体の使い方を覚え、どのように漕いだら身体に負担を掛けずに乗れるかを自然と身体が学習しているからです。
ですから今、お尻の痛みに悩まされている人はとりあえず、身体が慣れるまでエアロバイクを漕いでみると良いと思います。
まとめ
今回の記事では「エアロバイクでお尻が痛くなる原因と対策法」について紹介しました。
お尻が痛くなる原因はいくつかありますが、お尻の痛みに悩まされている人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。