サンドバッグはボクシングの練習で使われるものですが、市販で販売されているので、個人で買うこともできます。
自宅にサンドバッグを設置すれば、わざわざジムに行かなくてもボクシングの練習ができるので便利です。
しかし、サンドバッグをどこで買えば良いのかわからない方もいると思います。
そこで、今回の記事では「サンドバッグが売っている場所」と「サンドバッグの選び方」についてまとめてみました。
目次
サンドバックの販売店を紹介!
格闘技専門店
サンドバッグはボクシングや空手など格闘技の練習に使用されるものなので、格闘技ショップに行けば買うことができます。
格闘技専門店だけあって、ジムで使用される本格的なサンドバックも売られています。
また、スタッフの方に格闘技経験者が多く知識も豊富なので、わからないことでも気軽に相談できるのがメリットです。
ただ、格闘技専門店はそれほど店舗数が多くないので、地域によっては近所に店舗がないというデメリットがあります。
スポーツ用品店
スポーツゼビオやスポーツオーソリティといった大型スポーツ用品店に行けば、サンドバッグが売られています。
ジムで使用される吊り下げ式のサンドバッグの他に、吊り下げが不要なスタンディングバッグなどが売られています。
スポーツ用品店は格闘技専門店に比べると、店舗数も多いので比較的探しやすいと思います。
ヤフオク
できるだけ安く購入したいという方は、中古を買うという選択肢もあります。
中古品を探すならヤフオクが一番探しやすいです。
ただし、中古品は新品とは違い、傷が付いていたり品質が劣化したりしているので、神経質な人にはおすすめできません。
他にもネットオークションだと出品者とメールのやり取りをしたり、発送まで遅かったりトラブルに巻き込まれるリスクもあるので、注意が必要です。
ネット通販
サンドバッグはネット通販でも購入することができます。
ネット通販のメリットは、品揃えが豊富なので色々な商品を比較しながらほしい商品を決められることです。
Amazonや楽天といった通販サイトでは、サンドバッグもかなりの種類を取り扱っているため、探しやすいと思います。
サンドバッグの選び方
サンドバッグと言っても、種類が色々とあるので、どれを選べば良いのかわからない人も多いと思います。
ここからは、サンドバッグの種類と選び方について紹介します。
サンドバッグの種類
吊り下げ式
サンドバッグと聞くと、ほとんどの方が吊り下げ式のサンドバッグをイメージすると思います。
吊り下げ式のメリットは何と言っても、衝撃に強いことです。
吊り下げ式のサンドバッグは耐久性にも優れ、重量もかなりあるため、強くパンチを打っても大きく揺れないためパンチ力強化にも繋がります。
ただ、自宅に吊り下げ式のサンドバッグを設置するとなると、サンドバッグの重量を支えられる柱などがないと、設置することができないため、マンション住まいの方は難しいと思います。
もし自宅に吊り下げられる柱などがない場合は、サンドバッグスタンドを利用する方法もあります。
サンドバッグスタンドがあれば、吊り下げられる場所が自宅に無くてもサンドバッグを設置できます。
スタンディングバッグ
スタンディングバッグはサンドバッグを吊るす場所がなくても設置できるため、吊り下げ式と比べると、設置しやすいのがメリットです。
設置場所も吊り下げ式よりも自由度があるため、リビングや庭、倉庫など好きな場所に設置することができます。
ただ、スタンディングバッグの弱点を挙げると、強いパンチを打つと衝撃でサンドバッグが傾くことがあるので、吊り下げ式に比べると衝撃に弱いところがあります。
ただ、自宅で気軽にパンチが打てるという意味ではストレス解消にもなります。
パンチングボール
パンチングボールは本格的に格闘技に取り組んでいる人にはおすすめできませんが、ストレス解消や運動不足解消目的でやる人におすすめです。
見た目の通り、本体自体に重さが無いため、軽いパンチしか打つことができません。
耐久性もあまり強いとは言えないので、女性や子供向きだと思います。
蹴りもする場合は長い物を選ぶ
キックボクシングや空手をやっている方は、パンチだけでなく蹴りもするため、長さのあるサンドバッグを選ぶ必要があります。
サンドバッグが短すぎると、ローキックを打てないため、十分に蹴りの練習をすることができません。
長さの目安は150cmある物を選ぶと、ローキックも問題なく練習することができます。
重い方が安定性が高い
サンドバッグは軽い物よりも重さがある方が、強い衝撃を受けても揺れ幅が少ないため、コンビネーションなどが打ちやすくなります。
基本的にサンドバックの長さがある方が安定性が増すので、攻撃をするたびにサンドバッグが揺れるのが気になる人は長い物を選ぶと良いでしょう。
サンドバッグの騒音対策
自宅にサンドバッグを設置するときに大きな問題となるのが騒音です。
サンドバッグを叩く音は想像以上に周りに響くため、マンションやアパートに住んでいる方でサンドバッグを設置するのはかなり難しいと思います。
戸建てに住んでいる方でも家族がいると、騒音で迷惑をかける可能性があるので、できるだけ騒音は抑えたいものです。
ここからはサンドバッグの騒音を抑える方法について紹介します。
毛布を巻く
サンドバッグで一番大きな音を発するのはサンドバッグを叩いた時の打撃音です。
ドスンドスンという打撃音が騒音となって周りに響くため、騒音を抑えるには打撃音を小さくする必要があります。
打撃音を小さくするのに一番手っ取り早い方法は毛布をサンドバッグに巻くことです。
毛布を巻くことで、打撃音を多少小さくすることができます。
ただ、もちろん完全に音を消すことはできないため、それほど効果は期待しない方が良いかもしれません。
倉庫に設置する
これは、自宅に倉庫がある人しかできないことですが、もし倉庫がある家なら室内に設置するよりも一緒に住んでいる家族にも騒音が聞こえづらい倉庫にサンドバッグを設置する方法もあります。
倉庫なら隣の部屋に振動が伝わる事も無いので、選択肢として考えるのもありです。
サンドバックの自作は難しい?
あまりお金を掛けたくないから、サンドバッグを自作したいと考えている方もいるかもしれませんが、サンドバッグを自作するのは中々難しいと思います。
大きな袋に砂を敷き詰めて、それを吊るせばサンドバッグまがいの物はできますが、そもそも今どきのサンドバッグは中に砂ではなく、布が入っています。
砂だと重すぎるし、拳を痛めてしまう可能性があるので、軽くて柔らかい素材の布が適しています。
とは言ってもサンドバッグに敷き詰めるほどの布を用意するのも大変ですし、サンドバッグ自体は1万円台で購入できる物もあるので、時間をかけてサンドバッグを自作するぐらいなら、最初から既製品を買う方が良いでしょう。
まとめ
サンドバッグが自宅にあれば、イライラしたときにサンドバッグを叩いてストレス解消にもなりますし、本格的に格闘技をしている方ならジムだけでなく自宅でも練習ができるメリットがあります。
サンドバッグ自体は1万円台から購入できるので、設置するだけならそれほどお金は掛かりません。